蛇に睨まれたカエル

蛇に睨まれたカエルになったマロ
背中から滝のような汗が流れていた

初めてお会いする取引先の常務との名刺交換
「誰だコレ?」
「知らない人だ」

強張った顔で睨みつけられた

顔写真入りの名刺
マロの名刺は体重135kgの時の顔写真のままだった

いままで
マロにとってこの名刺は武器だった

ビフォーのマロが載っている名刺と
アフターの実物マロが比較できる名刺はインパクトが強い!

そもそも記憶に残ってナンボの名刺

相手のフトコロに入りやすいし
話題もつなげやすいと使ってきたけれど

もともと太っていた事を知らない常務にとって
どうでも良い事だった

「マロです・・・ダイエットして顔が変わりまして・・・」
眼光鋭く上から睨みつけられた

ふぅ~ん
そんな雰囲気で目をそらしながら

常務「自分を大事にせんとな」
マロ「はい」

そう諭された

そんなマロは改心して
今の顔写真で名刺を新しく申請した

自分を大事に・・・かぁ・・・

肥満で太っていた事を指すのではなく

太っていた事をネタに
自分を切り売りするな!
そんな口調だった

そっか・・・そう言うことか・・・

普通になりたい!
普通になる!と
日々言い続けているのに

マロ自身が普通になることに
背を向けていたんだと
気付いた

過去は過去
しっかり前を向いていかなきゃ!
そう反省をした
スポンサーサイト
[ 2016/06/27 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)